ほとんどの管理組合は、共用部分にかかるマンション保険に入られることと思います。
区分所有者、居住者がそれぞれ加入する火災保険、自動車保険などと重複することがあります。
損害保険の割合でしたら、建物保険、家財保険、自動車保険などがあり、専門知識のある保険代理店が皆様に適切と思う保険内容を提案されます。
そして、管理組合の加入するマンション保険も損害保険です。
しかし、保険会社からすれば全体的な割合も取扱件数も少ないです。
ただし、一度に支払う保険金額は多額になります。
そのため、マンションの知識がないのに「代理店」というだけで取り扱う会社があります。
マンション管理会社が保険代理店を兼業することが多くありますので、マンションに関する専門知識、経験は豊富にあります。(専門でない自動車保険などは不得意な場合があります。)
先日もマンション内でガラスが破損した事故について、マンション保険の取り扱い経験が少ない代理店に保険金請求手続きを依頼したところ、「支払対象でない」と言われました。
約款を再確認してもらったところ、今回の事故は支払対象であることが判明し、管理組合も保険金を受け取ることができ、それを修理費用に充当しました。
あやうく、高額な修理費用を支払うところでした。
その後、代理店の担当者からは、管理組合に対して謝罪も何の説明もありませんでした。(管理組合も謝罪してほしいわけではありませんでした)
最初に「確認します」と言ってくれれば問題なかったのに「支払対象でない」と言われたから、管理組合の人たちも気分が悪い思いをしてしまいました。
2022年12月01日
損害保険について
posted by zeo at 17:00| マンション管理ニュース