工事費が高騰しています。
大規模修繕工事に限らず、あちこちで工事費が高騰しています。
部品代の高騰、人材不足からの人件費の値上がり等々、値下がりする要素がみつかりません。
誰かが、「東京オリンピック」が終われば、工事費は値下がりするなどと言っていましたが、まったく、その気配がありません。
新型コロナウイルスの拡大、世界の離れた地域での紛争など、いろいろな原因が考えられます。
日々の食料品、ガソリン価格も値上がりし続けています。
夏はエアコン、冬は給湯器。
昨年は給湯器の納期が分からないとか、給湯器が盗難されたとのニュースもありました。
冬に給湯器が故障しては生活に支障をきたすため、修理会社もやむを得ず基板に細工して、緊急措置として使用できるようにしたことがあるとのうわさも聞きました。
マンション共用部分でもエレベーター設備、給排水設備、インターホン設備(防犯設備)、駐車場設備などの部品を発注しても納期が未定で、修理完了までの目途がたたないために居住者にご迷惑をかけてしまう場合もあります。
手配しているのに、通常の生活がおくれない不便さの憤りを居住者は誰にぶつければよいのでしょう。
工事会社が悪いわけではないし、管理会社も早く修理が完了して、安全に生活していただける環境を整えたいと思っています。
そして、工事会社も管理会社も故障の恐れが見られたり、定期交換など必要な工事を提案しています。
無駄と思われる工事を提案されたら、工事会社に納得できる説明を求めて、早急に対応しましょう。
管理会社は、そのお手伝いをします。
2022年10月01日
工事費の高騰と工事の遅れについて
posted by zeo at 09:00| マンション管理ニュース