令和3年8月13日から福岡でも雷をともなった大雨が続きました。
特に14日は、担当マンションにおいて排水ポンプの異常の信号が警備会社に発せられ、警備会社の隊員も初期対応をしていただきましたが、改善できないとの連絡がありました。
原因については、機械式駐車場の地下ピットの排水ポンプの容量を超えたためであろうと想像はできましたが、万が一、2台設置されている排水ポンプが2台とも故障していたら大変ですから確認が必要です。
排水ポンプが故障したりしたら、皆様の大切なクルマが水に浸かってしまいます。ひどい場合、そのクルマは全損です!
そのような事故は避けたいですよね。
かつて、平成21年7月の中国・九州北部豪雨のときは、博多駅構内も冠水するくらいの大雨で、福岡市内のマンションでも排水ポンプがいくら頑張ってくれていても排水先の川や側溝の水位の方が高かったために排水ポンプの容量と関係なく冠水してしまったマンションもあったそうです。
そんな記憶があったので、不安を抱えてワタシも現場に赴きました。
今回の結果から言えば、ひどい降水量でしたがクルマが冠水するほどではありませんでした。
警備会社の異常信号は、駐車場の窯場(地下の床レベルよりさらに低い位置にある集水枡)が満水状態でしたので、これが原因と思われました。
幸い、排水さえできれば異常信号も解除となり、重大事故にはなりませんでした。
ただし、窯場には汚泥などが堆積していましたので、そのまま放置すれば排水ポンプの故障の原因にもなります。
後日、バケツとスコップを持って窯場の清掃をいたしました。
汚泥以外にビニールなどが落ちていました。
2021年08月31日
大雨と機械式駐車場
posted by zeo at 09:30| マンション管理ニュース