毎年、9月1日頃に日本全国で防災訓練などが実施されています。
9月1日が「防災の日」である理由は、大正12年9月1日に発生した関東大震災があり、多くの犠牲者があったことを教訓に国民が台風、高潮、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備を高めるよう「防災の日」が決められているのだと思います。
マンションでも、管轄の消防署に「共同住宅の消防計画」を作成して、提出しているところが多いのではないでしょうか。
そして、その計画書には防災訓練を年間1回以上するよう実施することが記載されていると思います。
しかし、実際には防災訓練を実施しているマンションも少ないと聞きますし、なかには全く訓練をしたことがないマンションもあるのではないでしょうか。
私が学生の頃、学校の授業で台風やサイクロン、ハリケーンなどの特殊な大型低気圧は、地球上で年間60個くらい発生し、そのうち、日本近海で発生する台風と呼ばれるものは30個くらいと教わった記憶があります。
最近では、千葉県で台風15号の影響で、停電や断水などの被害が発生しているとのニュースを観ると、たとえ強固なコンクリートで造られたマンションでも、日頃から、災害に備えて水や食料の確保はもちろんのこと、建物内外の避難経路や外出先での家族の集合場所なども確認しておくことが必要なのかもしれません。
2019年10月10日
防災意識
posted by zeo at 16:31| マンション管理ニュース